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スペイン、アルゼンチン駐在大使の無期限召還を発表

2024年05月22日08:39|出所:新華網
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スペインのアルバレス外相は21日、アルゼンチンのミレ大統領が西を訪問中にスペインのサンチェス首相とその夫に対する不当な発言に抗議して、同国のマリア・ヘス・アロンソ駐アルゼンチン大使を無期限召還したと発表した。

アルバレス氏は同日、サンチェス氏が主宰した閣僚会議後の記者会見で、スペインのアルゼンチン駐在大使が19日に召還されて協議し、「最終的にマドリードに残る」と述べた。理由は、ミレ氏がマドリードのある集会でサンチェス首相夫人を「腐敗している」と述べ、謝罪を公に拒否したためだ。

アルバレス氏はこれまでテレビ演説で「外国の現職大統領がスペイン訪問中にスペインと首相を侮辱したことは受け入れられず、すべての外交慣行に背いている」と述べており、ミレ氏の言動によってシアル関係は「最近最も厳しい状態に陥っている」と述べた。アルバレス氏は20日、スペイン外務省にアルゼンチンの駐スペイン大使を呼び、ミレ氏に不当な発言を公に謝罪するよう求めた。しかし、ミライの報道官は同日夜、アルゼンチンのテレビメディアの取材に対し、ミライは謝罪せず、スペインの当局者はミライに対する発言を撤回すべきだと述べた。

ミライは17日から3日間のスペイン訪問を行ったが、訪問期間中にスペイン国王フェリペ6世やサンチェスとの会合はなかった。

スペインのある裁判所は4月24日、サンチェスの妻ベゴニア・ゴメス氏に対して予備調査を行ったことを明らかにした。理由は、彼女がスペインの民間反汚職組織「清廉の手」から告発され、「権力をもって私を謀る」と「商業腐敗」の疑いがあるからだ。サンチェスは同日、妻が「腐敗」の告発を受けたことを否定した。

(担当:艾雯、劉葉婷)

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