人民網リオデジャネイロ10月25日電（陳一鳴記者、時元皓）はこのほど、ブラジル北東部のバイア州経済発展庁が文書に署名し、「中国-バイア州鉱業委員会」の設立を発表した。バイア州鉱業研究会社のエンリケ・カルバラ会長が委員長を務め、地元の中資民間企業である南米金属会社の金勇士執行会長が委員会事務総長を務めた。

エンリケ・カバラル氏は委員会の設立式で、バイア州は鉱業開発などの分野での中国の先進技術と資金的優位性を借りて、持続可能な発展目標と共同建設共有理念に従い、鉱業プロジェクトの協力開発を基点として、双方が新エネルギー、技術革新やインフラなどの分野での全方位的な協力は、バイア州人民のためにより良い生活を創造する。

金勇士氏によると、バイア州は中国と長期的に良好な協力関係にあり、鉱業や周辺業界は技術革新、エネルギー転換、教育、インフラなどの面で重要な役割を果たしており、中国とのウィンウィンの協力はバイア州の人々に新たな雇用などの発展の機会をもたらしたという。

同委員会は現在6人のメンバーで構成されており、委員会の他のメンバーには、バイア州経済発展庁長官特別顧問のレアンドロ・ネヴィス・ヒータ氏、バイア州社会経済発展研究院院長のホセ・アカシオ・フェレイラ氏、中国五鉱ブラジル会社の孫洪波氏、中信建設ブラジル会社のルアン・カマゴ氏が含まれている。

「バイア州社会・経済発展研究院はすでに中国山東省マクロ経済研究院と中国清華大学とそれぞれ協力覚書に署名しており、バイア州を含むブラジル北東部地域は中国との協力に期待している」とホセ・アカシオ・フェレイラ氏は述べた。

委員会の設立式には、在リオデジャネイロ中国総領事館の徐元勝商務参事官、中国五鉱ブラジル会社、中信建設ブラジル会社代表がビデオで出席した。

バイア州の鉱物生産量はブラジル各州の中で第3位で、リチウム、黒鉛、希土類、コバルト、ニッケル、銅、高純度石英などの鉱物の種類が多い。長い間、バイア州政府は対中関係の発展を高度に重視し、バイア州と中国の各分野の実務的協力の展開を積極的に推進してきた。

バイア州のジェラルド・ジュニオール副知事（中央）は、中国―バイア州鉱業委員会の主要メンバーと記念撮影した。ブラジル・バイア州「中国―バイア州鉱業委員会」供図

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