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「茶と天下・雅集」イベントがロシアで開催

2023年05月27日13:43|出所:人民網-国際チャンネル
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人民網モスクワ5月26日電(記者は宏建、肖新新)5月25日夜、「茶と天下・雅集」イベントがロシア・モスクワ中国文化センターで開催された。今回のイベントは中国文化・観光部、駐ロシア中国大使館及びロシア中友協会が主催し、中国対外文化交流協会、モスクワ中国文化センター及び雲南省文化・観光庁が主催した。中ロ両国の政府関係者、専門家や学者、地元の人々など百人以上がイベントに出席した。

駐ロシア中国大使館の封立濤公使は、茶器には数千年の歴史があり、中国は茶の故郷だと述べた。古代の「万里の茶道」は中露両国の貿易発展を促進するだけでなく、両国の文化交流と民心の疎通を力強く推進した。両国の民衆が引き続きお茶で会友し、相互理解と友情を深めていくことを望んでいる。

ロシア中友協会副主席でロシア外務省の無任所大使を務めるキリル・バルスキー氏は、お茶を飲むこともロシア国民の重要な生活様式だと述べた。ロシアと中国の民衆が茶文化交流を通じて、相互の友情をさらに強固にし、増進することを期待している。

ロシア文化部博物館と対外関係司のアントン・クズネツォフ副司長は、今回の活動はロシアの人々に中国茶文化の豊富な内包をより深く理解させることができると述べた。ロシア側は中国側とともに、このような文化活動をより多く開催することを通じて、両国の友好交流と協力を絶えず促進したいと考えている。

今回のイベントでは、テーマ展、写真展、ビデオ資料、茶葉の制作技術と茶芸の展示、芸能のインタラクションなどのさまざまな形式を通じて、中国の多彩な茶文化の魅力を表現した。イベントの現場では、雲南省文化・観光庁の代表団が白族の染め物、イ族の刺繍、切り紙、民族歌舞などの無形文化遺産の展示と体験プログラムを持ってきて、参加者を引きつけて没入式の体験をした。

5月24日、「茶と天下・雅集」関連イベントはロシアのデュマ(議会下院)にも進出した。イベント当日はロシア国家デュマ全体会議が開催され、各党団議員が会議ホールに集まった。今回ロシアを訪れた雲南省の文化・観光庁代表団のメンバーらは、ロシア中友協主席、ロシア国家デュマ第1副主席のイワン・メリニコフ氏の招待に応じて会議場に訪れ、会場にいたすべての議員から熱烈な拍手を受けた。

温杯、投茶、潤茶、沖茶……イベントの現場では、雲南省出身の茶芸師が来賓に茶の歴史、種類を紹介し、泡出し技術を実演し、中国茶文化の和合の美を生き生きと表現した。白族の染め物、イ族の刺繍、手で紙を切るなどの無形遺産の技は、ロシアのデュマ議員たちが足を止めて鑑賞し、体験してみたが、長い間立ち去りたくなかった。

今回の「茶と天下・雅集」活動は5月21日の「国際茶の日」を記念し、ロシアの人々の中国伝統茶文化に対する理解を増進し、茶を媒介として中ロ両国人民の友好的な友情を深め、両国の文化交流と相互参照を推進することを目的としている。

2019年12月、国連総会は毎年5月21日を「国際茶の日」にすると発表した。また、「中国の伝統的な製茶技術とその関連風習」は2022年11月に国連教育科学文化機関の人類無形文化遺産代表作リストに登録された。

(担当:賈文婷、劉慧)

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