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「アルゼンチンにある中国のサークルに敬意を表します」

アルゼンチン駐在の本紙記者、範剣青
2016年04月22日03:33|出所:人民網-人民日報
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子供たちはイベントでダンスを披露している。
本紙記者範剣青摂

4月20日夕方、ブエノスアイレス金融センター区の講堂で、アルゼンチン政府、議会、外境の代表、在阿華僑華人サークル、中資企業、一部の中国人留学生が400人以上を代表して、「アルゼンチンにいる中国のサークルに敬意を表す」という特別な映画を共同で見た。

アルゼンチン国際関係理事会とアルゼンチン・オスド財団が共同でこの映画鑑賞イベントを主催した。オスド財団は専門チームを招聘し、数ヶ月かけてこのドキュメンタリーを撮影した。映画は、ある華僑武術監督がブエノスアイレス公園での武術の演技から始まり、中国旅行のアラブ移民、中国系企業の従業員、中国語学校の先生など各方面の代表的な人物を選び、彼らの生活、仕事の状況をリアルかつ生き生きと展示し、アルゼンチンの経済発展を促進し、現地文化を豊かにするために貢献したことを紹介した。

イベントのレセプションパーティーで、記者はアルゼンチンの観客や現地の華人を多数取材し、多くの人は、この映画の構想は多くの中国を紹介する映画を超えて、それは簡単に中国文化に対する好奇心を表現するのではなく、文化、投資、科学研究などの各方面における中国とアラブ双方の融合と相互促進を重点的に展示した、阿で働いて生活している華僑華人を紹介し、現地社会に中国文化の積極的な要素を注入した。例えば、映画が武術について語る時、武術がどれだけ威力があるかを簡単に宣伝するのではなく、現地の人が太極拳などの中国伝統武術を学ぶことで、天人合一、人と自然が調和して付き合う理念をよりよく認識したことを紹介する。映画は特に、近年ますます多くのアルゼンチン人が中国語と中国文化を学び始めており、その中には孔子学院で中国語を勉強している大人もいれば、地元の中西双語学校に通っている小学生もいると述べた。

アルゼンチン国際関係理事会のジャヴァリニ議長はイベントで、アルゼンチンと中国は1972年に正式に外交関係を樹立したが、中国がアルゼンチンに文化的、精神的な影響を与えたのは、19世紀にさかのぼることができると挨拶した。国交正常化以来のわずか数十年間で、中国は世界第2位の経済体と世界にとって特別な意義を持つ大国に急速に発展し、「中国は模範となった」。

ジャヴァリニ氏によると、アルゼンチンで暮らす華僑華人18万人は阿中の各方面の交流と融合に貢献しているという。中国が数千年来蓄積してきた文化の粋には、アルゼンチンが学ぶ価値があるものがたくさんある。将来はますます多くのアルゼンチン人の子供が中国語を勉強することになるだろう。

中国の楊万明駐アルゼンチン大使は招待に応じて演説し、両国指導者の共同推進と両国人民の持続的な努力の下で、中国とアラブ両国間の交流、協力、文化融合は持続的に発展していると指摘した。現在、中国とアラブ関係は新たな発展段階に入っており、中国とアラブ両国を緊密に結びつけているのは、両国間の政治的相互信頼、経済貿易協力だけでなく、両国人民間の真摯な友情である。

イベントが終わる前に、主催者はわざわざアルゼンチンのフランクリン中国語学校の小学生十数人を招待して中国伝統舞踊を披露した。中国とアラブ両国の子供たちは中国式の伝統的なチャイナドレスを着て、花傘と笠を持って、中国の古典的な「茶摘み踊り」を演出した。踊る姿は幼いが、真情は会場を感動させた。彼女たちの公演は、両国の児童が中国語と西洋語のバイリンガル教育環境の下で、互いに言語と文化を学び、調和のとれた進歩の典型を示した。

(本紙ブエノスアイレス4月21日付)


「人民日報」(2016年04月22日22版)

(担当:王政淇、楊牧)

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