人民網北京5月22日電（梁秋坪、周静円）国新弁公室は今日、国務院政策定例ブリーフィング会を行い、『中華人民共和国港における国際クルーズ船の港での補給規定』（以下『規定』と略称する）の関連状況を紹介した。
記者が発表会で明らかにしたところによると、「規定」は今年6月1日から施行され、多くの措置が高基準の国際経済貿易規則とつながり、国際クルーズ船の香港補給ルートを円滑にする。
司法省立法二局の郭啓文責任者は会議で、「規定」には主に以下の5つの方面の内容が含まれていると紹介した。
1つは適用対象についてです。国民待遇の原則に従い、国際線を運航する外国籍クルーズ船と中国籍クルーズ船が我が国に寄港している間にその運営に必要な物資及び関連サービスを獲得する活動に本規定を適用することを明確にする。
二つ目は仕事の要求についてです。『規定』は、国が国際クルーズ船の港による補給に適応する制度規範を確立し、健全にし、国際クルーズ船の中華人民共和国港における港による補給を奨励し、国際クルーズ事業者、港による物資の補給及び関連サービス提供者の合法的権益を保護し、公平で透明で予想できるビジネス環境を安定させることを明確にした。『規定』は、国務院の関係部門と関係県級以上の地方人民政府は党と国家路線の方針・政策と政策決定・配置を貫徹、実行し、全体的な国家安全観を堅持し、国際クルーズ船の港による補給活動の情報共有、協力、サービスの保障を強化しなければならないと要求している。
第三に、物資の供給・補給の円滑化について。『規定』は国際クルーズ船の港による補給関連施設の建設を推進し、管理モデルを革新し、ビッグデータ、人工知能などの技術手段を総合的に運用して港による補給物資の分類管理を実行し、異なる種類の物資の通関、倉庫保管などの管理措置を完備し、国際クルーズ船物資供給保障センターの建設などを推進することを要求している。同時に保税油、岸電、食品、薬品、医療機器、免税たばこ製品、常用低危険物資の補給などについて規定した。
第四に、通関利便化措置について。「通関プロセスを最適化し、通関効率を高め、通関コストを下げる」ことに対して原則的な要求を提出すると同時に、経営主体が国際貿易の「単一窓口」を通じて通関手続きを行うことができるなど、いくつかの具体的な措置を規定した。
第五に、発展と安全を統一的に計画することについて。国際クルーズ船の港による補給を奨励し、国際クルーズ船事業者、港による補給物資及び関連サービス提供者の合法的権益を保護すると同時に、国際クルーズ船事業者、港による補給物資及び関連サービス提供者は中国の国家安全を危害し、社会公共利益を損害してはならないと規定している。本規定に違反した場合は、法に基づいて法的責任を追及しなければならない。
（責任編集：梁秋坪、鄧志慧）
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