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湿地生態の修復と保護に力を入れる衡水湖の鳥類は333種に達した

2023年02月02日10:43|出所:人民網-河北チャンネル
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人民網石家荘では2月2日、ヨシが揺れ、渡り鳥が鳴いた。湖一面に青い水、万鳥が越冬する。ここは国家級湿地自然保護区であり、「東アジアのサファイア」「京津冀で最も美しい湿地」と呼ばれる衡水湖である。ここ数年来、河北省衡水市は湖区の自然生息地を徐々に回復し、生態系生物チェーンを整備し、湿地系の保護と回復を科学的に推進している。現在、衡水湖湿地の水質は地表水III類基準に安定しており、大気のマイナス酸素イオン含有量は4600個/立方センチメートルに達し、鳥の種類は333種に達している。

衡水湖では万鳥が一斉に飛んでいる。馬順撮影

衡水湖では万鳥が一斉に飛んでいる。馬順撮影

鳥たちが飛び回り、声を上げて鳴き、冬の衡水湖も霊動に満ちている。穏やかな湖面には、群れをなしたマガンがその間を通り抜けて、悠然としている。真っ青な空の中で、何千人もの渡り鳥が羽ばたき、空に舞い上がり、急降下し、鳴き声があちこちに響いた。多くの鳥が訪れ、写真愛好家たちが撮影に訪れた。

鳥が水の中で戯れている。馬順撮影

鳥が水の中で戯れている。馬順撮影

環境がいいかどうかは、鳥が決める。華北平原で沼、水域、干潟、草原、森林などの完全な湿地生態系を維持する唯一の自然保護区として、衡水湖湿地は渡り鳥の移動ルート上の「中心宿屋」となっている。ここ数年来、衡水湖で観測された国の1級重点保護鳥類の青頭潜鴨、国の「3有」保護動物の赤口潜鴨、国の2級重点保護鳥類の鴻雁、クロツラヘラサギ及び個体群数の多いマガン、シラサギ、アカメカモメなどの種と鳥類の数は持続的に増加している。

「衡水湖が生態環境の保護に力を入れ続けているため、生物多様性が豊かになりつつあり、これらは私たちの保護効果が著しく向上していることを証明するのに十分である」と衡水湖国家級自然保護区資源保護局湿地生態モニタリング課の張余広課長は紹介した。

鳥が水の中で戯れている。馬順撮影

鳥が水の中で戯れている。馬順撮影

ここ数年、衡水市は生態保護と修復を主とし、衡水湖区の村の移転、環境整備、生態補水、湿地修復、環湖緑化などのプロジェクトを統一的に推進し、衡水湖湿地保護と回復プロジェクトをスタートさせ、河北省初の湿地モニタリングシステムを構築し、衡水湖生物多様性データベースの建設を完成した。張余広氏によると、現在、衡水湖の北側にある滏陽新河灘地の水鳥生息地の修復面積は350ヘクタールに達し、小湖の隔壁に3.2キロの生息地の自然修復を行い、鳥類のために良い生息環境を作った。

2022年3月1日、「衡水湖保護・整備条例」が正式に施行され、衡水湖の保護・整備に強力な法治保障を提供した。断固として徹底的なガバナンスは、顕著な変化をもたらした。先ごろ、国連の「生物多様性条約」第15回締約国会議(COP 15)第2段階会議で、衡水湖の生物多様性保護行動例が河北省で唯一選ばれた例として、生物多様性保護の実践と効果を世界に分かち合った。

夕暮れ時、衡水湖の景色は心地よい。馬順撮影

夕暮れ時、衡水湖の景色は心地よい。馬順撮影

「次に、私たちは目を守るように生態環境を保護し、生態水分補給に力を入れ、汚染を取り除き、湖岸帯の生態修復を強化し、生物多様性保護を持続的に強化し、衡水湖の生態環境整備と保護活動を全力で推進し、衡水湖の空をより青く、水をより緑に、鳥をより多くする」と衡水浜湖新区管理委員会の劉広寧主任は述べた。(方童、馬順)

(担当:林福盛、付兆颯)

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