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寧夏道路景観緑化の「交通+農業」新モデルを模索

2024年05月22日08:58|出所:科学技術日報
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写真は寧夏道路の景観。訪問先機関供図

寧夏道路管理センターは関連設計院、大学、企業と共同で「寧夏道路生態基質容器苗景観緑化技術研究と応用」の課題研究を展開し、「交通+農業」技術融合の新たな道を模索していることが20日、科学技術日報の取材で分かった。

「道路景観緑化は炭素を固定して酸素を放出し、走行安全係数を高めるなどの利点がある。しかし、寧夏の大部分の道路は干ばつと半乾燥帯にあり、景観緑化は難しい」と寧夏道路管理センターの責任者は述べた。交通運輸部と寧夏回族自治区人民政府の「交通強国建設の加速による黄河流域グリーン交通発展先行区の構築に関する協力協定」の要求を貫徹するため、科学研究者は道路緑化の難題を攻略することを決定した。

記者によると、課題チームは「廃棄物を宝に変える」という理念を十分に実践している。科学研究者は銀川周辺の養殖場で発酵させた牛糞などの廃棄材料に草木灰などを混ぜて天然生態基質を形成し、容器苗に基づいて「異なる樹種+専用基質+セット容器」の栽培技術と緑化モデルを構築し、急速に林を造林し、美化緑化する効果を達成した。現在、課題チームはすでに国道110閩寧鎮から平吉堡付近の区間で応用場面試験を行い、効果が良好で、道路沿線の緑化工事の樹木の活着率が低く、生長力がよくないなどの問題を解決し、道路管理の緑化コストをさらに下げることが期待されている。

紹介によると、次のステップでは、寧夏交通運輸庁は生態環境保護の責任を圧密し、グリーン計画、グリーン建設、グリーン管理、グリーン輸送、汚染防止のグリーン交通対策システムの構築に力を入れ、大口工業固廃道路資源化総合利用科学技術モデルプロジェクトの継続的なフォローアップ実施、省部レベルの科学研究プロジェクトと科学技術成果の普及プロジェクトの立案を指導し、業界の安全、グリーン、質の高い発展を推進する。

(担当:羅知之、陳鍵)
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