沽口砲台は塘沽区大沽口海河南岸に位置し、入京の喉、津門の障壁である。
昔から海防の重鎮であり、「南には虎門があり、北には大沽がある」と言われてきた。
中国の近代史の中で、大沽砲台はさらに我が国の重要な海防障壁となっている。
1901年に権力を失い国を辱めた「辛丑条約」によって、清政府は大沽口砲台を取り壊すことを余儀なくされた。現在保存されているのは「威」の字の南砲台と「海」の字の老砲台の2つの遺跡で、他の砲台は跡形もなく消えている。1988年、大沽口砲台遺跡は国務院によって全国重点文物保護単位として確定された。1990年には「津門古塞」の誉れで「津門十景」の一つに選ばれ、天津市愛国主義教育基地に確定した。
解放後、大沽口砲台遺跡は国務院によって正式に全国重点文物保護単位として確定され、また「海門古塞」の誉れで「津門十景」の一つとして評価され、天津市愛国主義教育基地として確定された。インフラサービス機能を絶えず改造・グレードアップするために、大沽口砲台遺跡博物館は前後して500万元余りを投資し、3 D映画館を新築し、サービスセンターをグレードアップ・改造し、遺跡記念広場を拡張し、観光客の休憩エリアを開拓し、マルチメディア映画放送、タッチスクリーン歴史資料展示及び臨時展示などを増設し、観光客に飲料水、新聞、雑誌などのサービスを提供した。
2013年2月16日、大沽口砲台遺跡はこのほど、全国観光地品質評価委員会の評価を正式に通過し、国家観光局から国家AAAA級観光地の称号を授与された。