フランス現地時間5月6日、中央放送テレビ総局がフランス国家オリンピック・スポーツ委員会、フランスプロサッカー連盟、フランスの複数の芸術機関と共同で主催する「北京からパリへ―中仏芸術家オリンピック行」中国芸術大展が開幕した。その中で、国家級無形遺産プロジェクトの蘇繍の代表的な伝承者、中国工芸美術の巨匠、江蘇省文連副主席、省民協副主席の姚建萍蘇繍作品「荷露嬌欲語」がパリに登場し、オリンピック協同の力、芸術共通の美しさを借りて、精巧で美しい無形蘇繍の文化の旅をもたらした。

紹介によると、この作品の下稿は姚建萍と有名な画家鐘文剛が共同でオリジナルした。作品は姚建萍刺繍芸術融針刺繍スタイルを用いて創作し、テーマの寓意と創作理念は中西文化の交流融合、美美と共を表現した。創作手法では、全体の色の調度を巧みに把握し、熟練した針法と豊富な絹糸の色彩で清荷の優雅さと神韻を表現した。

荷の上の露の玉はさらに作品のハイライトであり、著者は独自のステッチで光と影の効果を起伏させ、透き通った、澄みきった露の玉を作り出し、「荷露漸欲円」の霊動的な美しさを十分に表現し、清荷の趣を加えただけでなく、全体の作品が唯美の余に別の生き生きとしたものになった。

今回の芸術大展は中国画、書道、油絵、彫刻、マルチメディア芸術及び無形文化遺産などの分野をカバーし、フランスと世界各地の観衆に東方の美学精神に満ちた芸術作品及び中国芸術の多元開放を展示し、中国伝統文化の奥深い内包と独特な魅力を表現した。