山東省の概況
山東省は、太行山の東に位置することから名付けられ、略称は「魯」、省都済南。山東省は華東沿海、黄河下流、京杭大運河の中北段に位置し、華東地区の最北端省である。山東省は中国の経済第3位の省、人口第2位の省、中国温帯果物の郷であり、国内総生産は全国第3位であり、中国のGDP総量の1/9を占めている。2013年、山東省は広東省、江蘇省とともに、中国で最も総合競争力のある省区に選ばれた。2015年の山東省の輸出入総額は2417億5000万ドルだった。そのうち輸出額は1440億6000万ドル、輸入額は976億9000万ドル。主な輸出市場のうち、米国、ASEAN、韓国への輸出はそれぞれ7.6%、7.0%、5.5%増加した。主な輸出商品のうち、機電製品の輸出は576億3000万ドルで、2.6%増加した。ハイテク製品の輸出額は177.1億ドル。新たに外国投資企業1509社の設立を許可した、新規契約に署名した外資は200億4000万ドル、実際には163.0億ドルの外資を計上している。そのうち、製造業の入金外資は98.3億ドル、サービス業の口座外資金は60.7億ドル。山東工業は生産型から生産サービス型への転換を始め、サービス業は製造業との双方向融合を加速させ、工業総集積総請負、契約エネルギー管理、工業研究開発設計など多くの新興業態が次々と出現した。情報技術は広く応用され、モノのインターネット、クラウドコンピューティング、ビッグデータと製造業の融合革新は広く展開され、総合集積応用の典型は絶えず出現している。従来の製造モデルは、デジタル化、ネットワーク化、インテリジェント化、サービス化への転換を加速させる。