『郷愁を覚えて』は中国共産党中央宣伝部、住宅・都市・農村建設部、農業農村部、国家新聞出版広電総局、国家文物局と国家農村振興局が共同で発起し、中央放送テレビ総局が撮影した大型ドキュメンタリーで、中華優秀伝統文化伝承発展プロジェクトの重点プロジェクトに組み入れられた。

『郷愁を覚えて』は中華の優れた伝統文化の発揚と伝承を番組の趣旨とし、中国の伝統的な村落、古鎮、古城、歴史文化街区、農村振興のモデル点をキャリヤーとし、生活化の物語を頼りに、広大な田野に根ざした郷愁の感情を集め、郷愁を凝縮した熱い土に美の家を建設する物語を語り、新時代の新しい姿を現した。番組は独特な文化的視点で、中華の優れた伝統文化、赤色革命文化と社会主義現代文明の脈絡を表現し、中華の優れた伝統文化が秘めている発展エネルギーを明らかにし、国内外の視聴者に歴史の美、人文の美、生態の美を感じさせると同時に、中華文化に対する理解と感情の承認を増進させ、文化的自信を固める。

「郷愁を覚えて」は2015年1月から中国語国際チャンネルの夜のゴールデンタイム20時枠で放送され、シーズンごとに60話が放送され、現在までに9シーズン520話が放送されている。初回放送が終了すると、中央放送テレビ総局の総合チャンネル、記録チャンネル、超ハイビジョンチャンネルが再放送され、全国の各省クラスの衛星テレビが2回放送された。番組は前後して英、仏、スペイン、アラブ、ロシア、朝鮮語及び広東語、閩南語など十数種類の言語と方言バージョンに翻訳され、CGTNの各外国語チャンネルと米国、韓国、タイなどの国及び香港・マカオ・台湾地区で放送された。「郷愁を覚える」国際版は、米国のナショナルジオグラフィック、探索チャンネルで放送され、国内外の視聴者が中国を理解し、中華文化を理解する重要な窓口となっている。