【光明追想】
中国科学院院士、我が国の著名な無機化学者、中山大学化学学院教授、博士課程指導者の計亮年氏は、病気のため2024年4月2日に広州で死去した。享年90歳。
計亮年、1934年4月20日上海生まれ。1956年に山東大学化学学部を卒業し、卒業後は北京大学技術学部で放射性化学研究班の助教、訪問学者を務めた。1982年に米国西北大学を訪問学者として訪問した。1994年に中山大学化学・化学工学学部長に就任した。2003年に中国科学院の院士に選出された。
計亮年は長期にわたり生物無機化学の研究に従事し、我が国の生物無機化学の発展と学科建設を推進し、国内、国際間の生物無機化学分野の学術交流を促進するなどの面で際立った貢献をした。(光明日報全メディア記者李苑)