【光明追想】
中国工程院院士、中国石化工程建設有限公司の正高級エンジニア徐承恩氏は、病気の治療が効かず、2023年12月3日に北京で死去した。96歳だった。
徐承恩、浙江省諸兼人、1927年1月21日生まれ。1949年9月に仕事に参加し、前後して遼寧錦州石油六工場、東北石油管理局、北京石油設計局、北京設計院、工事建設会社で働いた。1994年5月に中国工程院の第1陣の院士に選出された。
徐承恩氏は精油プロセス設計と科学技術革新事業に生涯をかけ、我が国の精油工業の革新的発展に卓越した貢献をした。彼が設計した尿素脱蝋装置は「五つの金花」の一つと呼ばれている。率先して「ガソリン改質」の難関攻略合戦を展開し、メチル−tert−ブチルエーテル装置の開発、設計に成功し、触媒改質触媒のモデルチェンジとガソリン脱硫アルコール技術の最適化と改善を促進した。彼は『触媒改質技術と工程』を監修し、業界に貴重な知識と財産を残した。(光明日報全メディア記者李苑)