【光明追想】
「七一勲章」受章者、我が国の自動化科学技術開拓者の一人、陸元九院士逝去
ジャイロ、慣性ナビゲーション及び自動制御専門家、中国科学院院士、中国工程院士、中国航天科学技術集団有限公司科学技術委員会元顧問の陸元九氏は、病気の治療が無効で、2023年6月6日に北京で死去した。享年103歳。
陸元九は、1920年1月9日に安徽省来安県で生まれ、1982年に中国共産党に入党した。1941年本科は重慶国立中央大学航空工学科を卒業した。1941年から1945年にかけて、重慶国立中央大学航空工学部、四川嘉定武漢大学工学部で助教を務めた。1945年から1949年までマサチューセッツ工科大学航空工学科器械学専攻で博士号を取得した。1956年に帰国後、中国科学院自動化所に入所。1968年から2018年にかけて、国防科学技術委員会第5研究院502所、7機部1院13所、宇宙工業部、航空宇宙工業部、宇宙工業本社、宇宙科学技術グループで働いた。1980年に中国科学院士(学部委員)、1994年に中国工程院士に選出された。
陸元九は中国の宇宙慣導システムのリーダーであり、我が国の慣性技術の発展とロケット、ミサイル兵器、人工衛星、有人宇宙船の応用に際立った貢献をした。彼はずっと人材育成を重視し、かつて青年科学技術関係者に言葉を寄せた:「革新を終点のない長距離走と見なし、党の旗の下で、初心を忘れず、使命を銘記し、前進し、科学技術を研磨して国に報いる、人生の最も貴重な年月を私たちの偉大な国と民族に捧げます」。
(光明日報全メディア記者李苑)