【光明追想】
中国工程院院士、中国石化上海石油化工研究院関興亜は、2023年5月23日に病気の治療のため上海で92歳で死去した。
関興亜は、1932年2月7日に遼寧省瀋陽で生まれ、1951年から1952年まで上海交通大学に学び、1952年に全国の学部調整のため復旦大学に転入し、復旦大学化学学部で学士号を取得した。化学工業部瀋陽化学工業研究院、上海石油化学工業研究院に勤務していた。1995年に中国工程院院士に選出された。
関興亜は長い間アクリロニトリル生産技術及び触媒の研究開発に従事し、我が国のアンモニア酸化技術の空白を埋め、技術成果は広範な工業応用を得て、我が国の自主知的財産権を持つアクリロニトリルセット技術の形成に大きく貢献し、我が国のアクリロニトリル触媒及びセット技術の開拓者と創立者である。(光明日報全メディア記者李苑)