【光明追想】
我が国の著名な金融学者、金融教育家、対外経済貿易大学金融学院教授、「中国金融学科生涯業績賞」受賞者の邱兆祥氏は、病気の治療が無効で、2022年12月21日に北京で逝去した。享年81歳。
邱兆祥氏は、1941年5月に湖北省恩施州利川市で生まれ、1961年に湖北大学(現在は中南財経政法大学)に入学し、1965年に卒業後、中央財政金融学院(現在は中央財経大学)に配属され教鞭を執り、後に中国金融学院と対外経済貿易大学のベテラン教授に就任した。曁南大学、西南財経大学、対外経済貿易大学の博士課程の指導者を務めた。
邱兆祥氏は我が国の現代金融学科の建設に大きな精力を投入し、その研究成果は重要な影響を与えた。前後して『現代金融科学学科建設に関する思考』『科学的発展観を用いて金融学科建設を指導する』など30余編の関連研究論文を執筆し、中国の特色ある金融学科理論体系の構築に対して深く探索し、中国金融学科の発展を促進するために開拓性のある重要な貢献をした。彼はマルクス主義経済学を用いた貨幣金融理論の研究、国有銀行の改革、民営銀行の発展、国際金融センターの構築、人民元の地域化などの我が国の経済金融改革と発展における理論問題と焦点、難点問題を堅持し、広範な社会的影響を生み、中国の金融改革と発展の推進に重要な貢献をした。彼は金融教育理論と金融人材育成モデルを絶えず模索し、博士課程大学院生と博士課程後80人余り、修士課程大学院生50人余りを募集し育成した。(光明日報全メディア記者李苑)