【光明追想】
分子生物学専門家で中国工程院士の王琳芳氏は、病気の治療が効かず、2022年10月16日に北京で逝去した。
王琳芳は、1929年11月に黒竜江省ハルビン市で生まれた。1951年にハルビン医学院を卒業し、学士号を取得した。1959年に北京協和医学院を卒業し、修士号を取得した。中国医学科学院実験医学研究所副研究員、医学分子生物学国家重点実験室名誉主任、基礎医学研究所学術委員会副主任などを務めた。1997年に中国工程院院士に選出された。
王琳芳は長期にわたり蛋白質構造と抗原性関係の研究に力を入れてきた。1960年代には2種類の戦備に必要な動物血清代血漿の製造に参加した。70年代に針刺麻酔の分子基礎の探索を展開した、1978年以降、組織は生殖生物学研究を指導し、精子蛋白質の精製、構造機能及びその遺伝子クローンと発現に対して系統的な研究を行い、国内で率先して精子蛋白質遺伝子の転写と翻訳レベルにおける遺伝子発現研究を展開し、この仕事は1993年に国家衛生部科学技術進歩一等賞、1995年に国家自然科学二等賞を受賞した。論著百余編を発表し、修士、博士課程生百余名を育成したことがある。(光明日報全メディア記者李苑)