核技術応用専門家で中国工程院院士の毛用沢氏は、病気の治療が効かず、2022年3月6日に北京で死去した。
毛用沢、1930年9月生まれ、浙江省寧波市出身。1953年に清華大学を卒業し、中国科学院近代物理研究所に核物理を研修し、1954年に修了した。中国人民解放軍総装備部防化研究院の研究員を務めたことがある。1995年に中国工程院院士に選出された。
毛用沢氏は国防原子力科学技術の多くの分野で科学技術の研究に従事し、重大な貢献をした。彼は我が国初の核実験早期核放射線と放射線汚染効果パラメータ測定技術、現場放射線防護監視測定及び高空核煙雲サンプリング技術の創設に参加した、完全な核モニタリング専門システム研究と大学院生育成基地とチームを設立し、高級専門技術人材を育成した。
毛用沢は生涯国防科学技術事業のために奮闘し、彼は科学研究の実例を結合して、「防化装備の現代化は、まず国情から目標を確定しなければならないが、装備現代化は科学技術現代化の基礎の上に構築されたものであり、潮流に合った技術路線の方向を見定めて、早くからスタートして、根気よく続けて、絶えず高峰に登れば、目的を達成する可能性があり、人を落とさずに、国際先進的な行列に入る」と述べた。(光明日報全メディア記者李苑)