土壌農業化学、中国科学院院士、中国科学院南京土壌研究所研究員の朱兆良氏は、病気の治療が効かなかったため、2022年1月30日に南京で死去した。享年90歳。
朱兆良は、1932年8月21日に山東省青島で生まれ、1953年8月に山東大学を卒業し、1953年9月から中国科学院南京土壌研究所で働いている。1993年に中国科学院の院士に当選した。
朱兆良は著名な土壌農業化学者であり、我が国の土壌窒素研究分野を開拓し、発展させ、土壌窒素供給理論及び農地窒素肥料の施用策略などの面で豊富な成果を得て、そして国内外で重要な影響を与え、農業生産における窒素肥料の合理的な使用に理論的根拠と応用方案を提供し、国の食糧安全保障と農業環境保護に際立った貢献をした。大地に身をかがめて70年近くになる朱兆良は、終始学術に対する愛と追求を維持している:「科学研究は未知を探索することであり、科学研究者は厳粛で厳密で厳格な学風を持つだけでなく、大胆に考え、勇敢にやり、勇敢に突進する精神を持っていなければならない。両者は不可欠ではない」(光明日報全メディア記者李苑)