【光明追想】
中国科学院院士、古人類学者、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所研究員、元副所長、中国科学院大学栄誉講席教授の呉新智氏は、病気の治療が効かず、2021年12月4日に北京で死去した。93歳だった。
呉新智は、1928年6月2日に安徽合肥に生まれた。1953年上海医学院卒業。1961年に中国科学院の大学院生が卒業し、後に中国科学院の古脊椎動物と古人類研究所に残って仕事をし、アシスタント研究員、副研究員、研究員、博士指導教員を歴任し、人類室主任、副所長を兼任した。1999年に中国科学院の院士に選出された。呉新智は主に古代人類学の調査、発掘、研究に従事し、中国の霊長類解剖学と法医人類学の研究を切り開いて推進した。彼は一生研究に没頭し、常に後学を励まし、目を長くし、学術に精力を注いだ。
(光明日報全メディア記者李苑)