【光明追想】
中国共産党党員、中国工程院士、上海建工集団元総技師の葉可明氏が、病気の治療が効かず、2021年10月5日に上海で死去した。84歳だった。
葉可明、1937年3月28日上海市生まれ。1962年に同済大学を卒業し、1992-1998年に上海建工グループの総技師に就任した。中国建築学会施工学術委員会副主任、上海市建設委員会科学技術委員会副主任などを務めた。1995年に中国工程院院士に選出された。
葉可明は長期にわたって土木工事の施工技術と管理に従事し、前後して南浦大橋、楊浦大橋、東方明珠放送テレビ塔、金茂大厦などの特別大型工事の建設を主宰した、潤揚大橋、蘇通大橋、港珠澳大橋などの国家重点プロジェクトの科学研究難関攻略と人材育成に参与する。
葉可明院士は改革発展、革新実践に積極的に身を投じた。「高、大、深さ、重さ、新」などの異なる工事対象に適応し、時間、場所、人に応じた施工技術体系を構築し、革新的に超高層ビルと聳え構造全体の向上テンプレート体系に適用することを提案し、我が国の建築工事、特に超高層ビル、大スパン橋梁の発展に卓越した貢献をし、我が国の土木工事施工分野の傑出した専門家であり、「工事現場から出た院士」と親しまれている。(光明日報全メディア記者李苑)