中国経済網北京5月22日（楊秀峰景遠記者）5月22日は国際生物多様性の日で、今年のテーマは「生物多様性、あなたと私は共に参加する」。国際生物多様性デー当日、生態環境部は海南省人民政府と共同で国際生物多様性デーイベントを開催した。

地球は人類が共同で生活し、守る家であり、生物多様性は地球の健康、人類の福祉、経済の繁栄を維持する基礎である。我が国は世界で生物多様性が最も豊富な国の一つであり、生態系のタイプが多様で、高等植物は3万6000種余りで、世界第3位である。脊椎動物は7300種余りで、世界の全種数の11%を占め、そのうち哺乳動物は673種で、世界トップだった。

我が国政府は一貫して生物多様性保護を高度に重視しており、1992年に「生物多様性条約」に署名して以来、我が国は保護の中で発展し、探索の中で前進し、生物多様性保護を国家戦略に上昇させ、環境整備、生態修復などの面で有力な措置をとり、著しい成果を上げ、国際社会の称賛を勝ち取った。特に「第十四次五カ年計画」以来、我が国は旗艦種の救済保護を手掛かりとして、現地と移転地の保護システムの建設を引き続き推進し、大量の希少絶滅危惧野生動植物種群は着実に増加し、生息繁殖環境は着実に改善している。

今年初め、生態環境部は『中国生物多様性保護戦略と行動計画（2023-2030年）』（以下『行動計画』と略称する）を発表し、「昆明-モントリオール世界生物多様性枠組み」の実行を持続的に推進し、世界生物多様性管理プロセスを推進し、「昆蒙枠組み」となる生物多様性戦略と行動計画の更新をポスト世界で初めて達成した国の1つ。

業界関係者によると、現在は生物多様性の保護、グローバルな環境対策を推進する重要な時期だという。『行動計画』が正式に発表され、我が国の新時期生物多様性保護戦略の配置、保護目標、優先分野と優先行動を明確にし、我が国の生物多様性保護活動をリードし、我が国の生態環境の改善に役立ち、中国の生物多様性保護戦略体系の形成に重要な役割を果たしている。

生物多様性、あなたと私は共に参加します。私たちはすべての人が生物多様性を保護する実践者と監督者であり、生物多様性の保護に自覚的に参加し、実際の行動で動植物に優しく、生態環境を保護し、人と自然が調和して共生する美しい世界を建設しなければならない。