本紙北京5月21日電(ロザン・シャン記者)商務部によると、今年1月から4月にかけて、我が国企業が受注したアウトソーシング契約額は7814億3000万元、執行額は5205億1000万元で、前年同期比それぞれ14.4%と12.9%増加した。このうち、オフショアサービスアウトソーシング契約を受注した額は4190.4億元、執行額は2745.7億元で、前年同期よりそれぞれ8.6%と8.2%増加した。
業務構造を見ると、我が国企業のオフショア情報技術アウトソーシング(ITO)、業務プロセスアウトソーシング(BPO)、知識プロセスアウトソーシング(KPO)の執行額はそれぞれ1165億9000万元、494億元、1085億8000万元で、前年同期よりそれぞれ10.9%、1.7%、8.5%増加した。そのうち、ソフトウェア研究開発サービス、交通機関のメンテナンスサービス、工業設計サービス業務の増加は比較的速く、実行額はそれぞれ555.7億元、102.8億元、454.1億元で、前年同期よりそれぞれ13.7%、17.8%と10.9%増加した。
地域別の分布を見ると、全国37のアウトソーシングモデル都市の合計受注オフショアアウトソーシング契約額は3762.7億元、執行額は2438.8億元で、それぞれ全国総額の89.8%と88.8%を占め、前年同期比それぞれ5.6%と5.1%増加した。長江デルタ地域のオフショアアウトソーシング契約額は2232億1000万元、執行額は1437.5億元で、それぞれ全国総額の53.3%と52.4%を占めている。京津冀地区のオフショアアウトソーシング契約額は666億8000万元、執行額は288億4000万元で、前年同期よりそれぞれ42.2%と35.5%増加した。
国際市場を見ると、1月から4月にかけて、我が国が『地域包括的経済パートナーシップ協定』(RCEP)加盟国のオフショアアウトソーシングを引き受けた執行額は合計732.6億元で、前年同期比16.6%増加した。「一帯一路」の共同建設を受けた国家オフショアアウトソーシングの執行額は合計799億5000万元で、前年同期比24%増加した。
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担当:楊亜楠]