ロシア外務省のリヤブコフ副部長は22日、BRICS諸国が食糧やエネルギー安全などのグローバルガバナンス分野で重要な役割を果たしていると述べた。
リアブコフ氏は同日、モスクワで開かれたブリックス国家学術フォーラムの開幕式に出席し、ブリックス諸国は世界の食糧、エネルギーの安全保障に重要な役割を果たしていると挨拶した。現在、BRICS諸国は人工知能分野で協力を展開しており、制度化案を積極的に模索し、協力プラットフォームを建設し、持続可能な発展目標の実現を推進するために力を貢献している。
リヤブコフ氏は、BRICS諸国は国際通貨と金融システムにおける役割を強化しており、相互貿易におけるBRICS諸国通貨の使用を積極的に拡大していると述べた。同時に、ますます深刻化するテロの脅威と情報セキュリティの課題に直面して、BRICS諸国は集団的な対応策を求めている。
ロシアは2024年のBRICS議長国だ。ブリックス諸国学術フォーラムは5月22日から24日までモスクワで開催された。フォーラムはグローバルガバナンス、国際安全と安定、経済貿易協力、食糧とエネルギー安全、科学技術と革新などの話題に焦点を当てた。フォーラムにはBRICS諸国から200人以上の専門家や学者が出席した。
