宇宙天気科学普及の西部進出--「宇宙天気の日」大型科学普及活動シリーズ第2期報道

中国空間科学学会空間物理専門委員会、地球物理学会空間天気専門委員会、中国気象学会空間天気学委員会、国家空間天気モニタリング早期警報センター、中国気象学会秘書処、各関係省・市気象局と観測ステーション、大学と研究所が共同で開催した第3回空間天気日活動2015年6月13日に西部辺境の新疆温泉県に入った。新疆気象学会、新疆天文学会、新疆ボルタラモンゴル自治州気象局が協力して開催した。

13日午前、中国科学院院士、国家天文台研究員の汪景琇院士が温泉県党学校会議室で開講した。汪院士の報告書のテーマは「太陽活動と空間天気」。退屈そうで面白くない、深さが計り知れない話題に対して、汪院士は「太陽は光芒万丈で、ゆっくりと昇って、それから噴き出して、だんだん暖かい町を呼び覚ます」という優美でロマンチックな言葉で語り、百人近くの聴衆を一瞬にして彼の考えに入らせ、屈原の『東君』賛美から天文学者たちのかつての奮闘と貢献、そして太陽、太陽活動や空間天気など。ハイテクの図文デモは聴衆の目を一新させ、同時に空間天気学の基本概念、空間天気と人間活動の関係、および空間天気分野における太陽磁場の役割などを理解した。その後、国家空間天気モニタリング警報センターの張効信研究員は『空間天気業務と応用』の報告を行い、空間天気業務の概念、内容及び国民経済、国家安全における役割を詳しく説明した。二つの報告書は空間天気の概念を聴衆の脳裏に深く浸透させ、科学を尊ぶ理念を西部大衆の心に根付かせた。温泉県の指導者が挨拶の中で述べたように、今回の宇宙天気デー科学普及活動は各民族の人々の科学文化を学ぶ情熱を大いに引き出し、大衆の科学素質を高め、科学技術の含有量を高めるなどの面で重要な役割を果たすに違いない。

会場の外には小型気象自動ステーションや天文望遠鏡が設置されている。報告会後、温泉県気象局は聴衆の見学に太陽磁場望遠鏡を開放した。(執筆者:楊光林)