上海市規律検査委員会監督委員会はこのほど、中国共産党上海市委員会の許可を得て、上海市規律検査委員会監督委員会が上海市国有資産監督管理委員会の元党委員会書記で主任の白廷輝氏の深刻な規律違反・違法問題に対して立件審査・調査を行ったことを明らかにした。

調査によると、白廷輝氏は党員指導幹部であり、理想と信念を失い、初心の使命から乖離し、政治規律に違反し、党に忠誠心がなく正直ではなく、組織審査に対抗し、迷信活動を行った、中央の8項目の規定精神を無視して、規則に違反して贈り物、消費カードを受け取り、公正な公務執行に影響を与える可能性のある宴会を受ける、組織規律に違反し、規定に基づいて個人の関連事項を報告しない、清廉潔白なベースラインを失い、権利色取引、金銭色取引を行う、生活規律に違反し、配偶者に対して教育を失った、職務上の便宜及び職権又は地位により形成された便宜条件を利用して、他人の財物を不法に受け取る。

白廷輝氏は党の規律に重大な違反をし、重大な職務違法を構成し、収賄罪の疑いがあり、しかも第18回党大会後に収斂せず、手を引かず、性質が深刻で、影響が劣悪で、厳粛に処理しなければならない。『中国共産党規律処分条例』『中華人民共和国監察法』『中華人民共和国公職者政務処分法』などの関連規定に基づき、上海市委員会常務委員会会議の研究を経て、そして中央規律委員会を経て中国共産党中央に承認され、白廷輝に党籍追放処分を与えることを決定した。上海市監督委員会が公職追放処分を与えた、その中国共産党第20回全国代表大会代表資格と上海市第12回党大会代表資格を終了する、その規律違反・違法所得を徴収する、犯罪の疑いがある問題を検察に移送し、法に基づいて起訴を審査し、関連する財物を一括して移送する。