今年は「持続性有機汚染物質に関するストックホルム条約」の発効20周年だ。生態環境部はこのほど、条約履行経験交流会を開催し、「中国持続性有機汚染物制御（2004〜2024年）」を発表した。

紹介によると、20年来、我が国は一連の制御行動をとり、29種類の持続性有機汚染物（POPs）の生産、使用と輸出入を全面的に淘汰し、毎年数十万トンのPOPsの生産と環境排出を回避し、関連農産物、消費品のPOPsの健康リスクを効果的に防止し、POPs制御活動は著しい効果を得た。

我が国は二（口悪）英類排出関連業界の生産量或いは処置量が大幅に上昇した場合、重点業界の煙気二（口悪）英排出強度が大幅に低下し、大気へ排出する二（口悪）英総量は2012年にピークに達した後に徐々に低下し、大気環境中の二（口悪）英濃度はそれに応じて低下傾向を呈した。

POPsとは、環境の持続性、生物蓄積性、遠距離環境移転の潜在力を持ち、人体の健康や生態環境に悪影響を与える有機汚染物を指す。「持続性有機汚染物質に関するストックホルム条約」は2004年5月17日に発効した。2004年11月11日に我が国に対して条約が発効した。（記者・寇江沢）