6月15日
/重要な論述/
1949年6月15日毛沢東は北平で開かれた新政治協商会議準備会議の開幕式で演説した。彼は指摘した:この準備会の任務は、各必要な準備作業を完成し、迅速に新しい政治協商会議を開き、全国人民を指導し、国民党反動派の残存力を最速の速度で一掃し、全中国を統一し、系統的にステップを踏んで全国範囲内で政治的、経済的、文化と国防の建設。帝国主義、封建主義、官僚資本主義、国民党反動派の支配を打倒しなければならず、各民主党派、各人民団体、各界の民主人士、国内少数民族と海外華僑の代表人物を含む政治協商会議を招集し、中華人民共和国の成立を宣言し、そしてこの共和国を代表する民主連合政府を選挙しなければならない。私たちの偉大な祖国を半植民地と半封建の運命から離脱させ、独立、自由、平和、統一と強盛の道を歩むことができる。これは共通の政治的基礎である。また、「中国は独立しなければならず、中国は解放しなければならず、中国のことは中国人民自身が主張し、自分で処理しなければならず、いかなる帝国主義国家もこれ以上一抹の干渉を許さない」と指摘した。中国の革命は全民族人民大衆の革命であり、帝国主義者、封建主義者、官僚ブルジョア分子、国民党反動派とその共犯者たちを除いて、残りのすべての人は私たちの友人であり、私たちには広大で強固な革命統一戦線がある。この統一戦線はこのように広大であり、労働者階級、農民階級、都市部の小ブルジョア階級、民族ブルジョア階級を含んでいる。この統一戦線はこのように強固であり、いかなる敵にも打ち勝ち、いかなる困難にも打ち勝つ強い意志と源の尽きない能力を備えている。私たちが反対しているのは帝国主義制度と中国人民に反対する陰謀計画だけだ。いかなる外国政府も、それが中国反動派に対する関係を断絶し、中国反動派と結託したり援助したりしない限り、そして人民の中国に虚偽ではなく本当の友好的な態度をとりたいならば、私たちはそれと平等、互恵、相互に領土主権を尊重する原則の上で、外交関係を構築する問題を交渉したい。中国人民は世界各国人民と友好協力を実行し、生産と経済の繁栄のために国際間の通商事業を回復し、発展させたいと願っている。また、中国民主連合政府が成立すると、その活動の重点は:(一)反動派の残存を一掃し、反動派の攪乱を鎮圧する、(二)できるだけ大きな力で人民の経済事業の回復と発展に従事し、同時に人民の文化教育事業を回復し発展させる。中国人民は、中国の運命が人民自身の手に握られると、中国は太陽が東に昇るように、自分の輝かしい光の炎で大地を照らし、反動政府が残した汚濁水を迅速に洗い流し、戦争の傷を治し、新たな強大な名実ともに人民共和国を建設することを見るだろう。この演説は『毛沢東選集』第4巻に収められた。
/党史回顧/
2001年6月15日に中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国首脳は共同で「上海協力機構設立宣言」に署名し、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの5カ国首脳会談メカニズムを基礎に上海協力機構を正式に設立し、我が国が提案した相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明の尊重、共同発展を図ることを基本内容とする「上海精神」が設立宣言に盛り込まれた。2004年1月、上海協力機構秘書処が北京で設立された。