第13期全国政協副主席、中国宋慶齢基金会主席の李斌氏が14日、福建省アモイで第12期両岸公益フォーラムの開幕式に出席した。両岸の200人余りの公益組織代表、ボランティアと専門家学者がフォーラム活動に参加し、公益が両岸の融合発展を後押しし、両岸の民生福祉を共謀することなどについて交流と共有を行った。

李斌氏によると、両岸同胞は同根同源、同文同種であり、両岸公益慈善事業はいずれも中華の優れた伝統文化に根ざしており、両岸同胞には中華民族の崇善向善の共通遺伝子が凝縮されている。両岸の公益交流は日増しに盛んになり、両岸の民間交流に新たな活力を注入した。両岸公益フォーラムが公益慈善のエネルギーを汲み取り、両岸同胞に奉仕し、中華の優れた伝統文化を発揚し、両岸同胞の文化的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、国家的アイデンティティを強化し、交流と融和を促進し、両岸の青年が夢を追いかけ、夢を築き、夢を丸くするのを支援することを希望する。

両岸公益フォーラムは2013年に設立されて以来、「手を携えて公益を図り、両岸に恩恵をもたらす」という趣旨を堅持し、両岸の100余りの機関、3000余名のゲストの活動参加を推進し、200余名のゲストが両岸交流の「公益物語」を語り、両岸の民間交流を推進し、公益協力を広げる重要なプラットフォームとなっている。

今回のフォーラムは「公益による両岸融合発展の促進」をテーマに、中国宋慶齢基金会、中国致公党中央社会発展・サービス委員会、台湾中華文化普及協会、台湾張先生基金会、台湾中華華夏文化交流協会が共同で主催し、「共同富裕青年行動」議題の設置及び考察交流などの活動を行った。