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上海台風が発表した2023年北西太平洋熱帯サイクロン最適経路データセット

リリース期間:2024年05月14日 出典:中国気象新聞社

中国気象局上海台風研究所(以下「上海台風所」と略称する)はこのほど、中国気象局熱帯サイクロン資料センターで2023年の西北太平洋熱帯サイクロン最適経路データ集を正式に発表した。このデータセットは熱帯サイクロンの位置、強度及び変性時間などの情報を含み、台風業務と科学研究に有力な科学データの支持を提供する。

毎年熱帯旋風の季節が過ぎてから、上海台風所は収集した通常と非通常の気象資料に基づいて、熱帯旋風の経路と強度を再分析し、資料を編集し、西北太平洋熱帯旋風の最適経路データ集を更新し、翌年に発表する。一部の資料(例えばマイクロ波資料)はリアルタイムで取得できないため、一部の極端な観測値は品質評価などを行う必要があり、最適な経路の確定においてリアルタイム経路よりも多く、より正確なデータを得ることができ、西北太平洋熱帯サイクロンの資料に豊富で、詳細な根拠を提供する。

1978年に上海台風が成立した後、北西太平洋の熱帯旋風の最適経路データ集を含む「台風年鑑」の編集・出版を担当し始め、今まで途切れることがなかった。このデータセットは熱帯サイクロン業務の研究、海洋気象業務の研究などの大気と海洋方面の科学研究に堅固で有力なデータ基礎を提供しただけでなく、工業、農業、漁業、輸送、航空、航海及びその他の関連専門家に業務と科学研究方面の支持を提供した。

現在、西北太平洋熱帯サイクロンの最適経路データセットはオンライン共有を実現し、研究と業務員はまた自主開発した台風ビッグデータ分析応用システムである西北太平洋熱帯サイクロン検索システム及び「台風検索システム」ウィジェットを通じて過去の台風データをワンタッチ検索することができる。

(著者:黄露責任編集:張林

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