人民網南スーダン・ワウ5月30日電現地時間5月29日午前10時、中国第8陣の南スーダン(ワウ)平和維持工兵部隊の将兵たちは青いベレーを頭にかぶり、国連が組織した「国際平和維持要員の日」記念活動に元気よく参加した。連合南蘇団ワウ基地の各部門の指導者と各出兵国の代表は共同で記念活動に参加した。
記念行事は厳かな国連国旗掲揚式で幕を開け、ワウ州のジョセフ・ガラン副知事、西戦区のダハル准将司令官、民事最高長官のセム氏が順に挨拶し、その中でジョセフ・ガラン副知事は特に「中国の工兵は多能な工事保障力であり、南スーダンに貢献したことは永遠に心に留めておき、私はワウ州を代表してあなたたちに敬意を表します」と指摘した。その後、代表たちは国連旗の下で各国の平和維持烈士に花輪を捧げた。
閲兵式で、中国平和維持軍は23人の工兵部隊を派遣した。彼らは勇壮な足どりで平和の旗を肩に担いで、整然と閲兵台を歩いて、中国人民解放軍の「威武の師、文明の師、勝利の師」の良好なイメージを展示して、国連の現場にいた人々から高く評価された。
現在南スーダンで平和維持任務を遂行している中国工兵にとって、「国際平和維持人員の日」は栄誉、責任、挑戦を含んでいる。中国の第8陣の南スーダン・ワウ平和部隊は昨年9月末に任務区を配置して以来、「アガクオクからムウ補給線」のために500キロ近くの道路を敷設し、相前後して連合南ソ団の100余りの工事保障任務を完成し、実際の行動で世界にわが平和維持部隊の激しい気風の優れた気風を示した。世界の舞台で「祖国に忠実で、使命に恥じず、国威を示す」平和維持の精神を創造した。
1990年に中国軍が国連平和維持活動に初めて参加して以来、3万人以上が平和維持活動に参加し、国連安全保障理事会常任理事国が平和維持活動に最も多く派遣した国の一つとなり、中国の世界平和維持の誓いを履行し、国際社会における中国の責任ある大国の姿を示した。平和維持活動に参加し、参加していた人々の高度な職業操守、献身的な精神と勇気を表彰し、平和事業に献身した平和維持者を追悼するため、国連総会は2002年に決議を採択し、毎年5月29日を国連国際平和維持者の日と定めた。(張暁昆、何海)