米国防総省のリトル報道官は5日、米国と韓国の「防衛専門家と外交専門家」40人が6日から朝鮮半島の核脅威に対する「抑止力の延長」を研究する「デスクトップ演習」を行うと明らかにした。リトル氏によると、演習は米ニューメキシコ州にあるロスアラモス国立実験室で行われる。
リトル氏によると、同演習は朝鮮半島で核危機が発生した場合、米韓が抑止手段を延長する理念、危機決定、その他の「抑止資産」を採用する基準などを検討するという。彼は、演習は双方の共同研究と協力を増進することによって、延伸抑止力が「信頼性があり、能力があり、持続性がある」ことを示すだろうと述べた。延伸抑止とは、米国がその核の傘を利用して、韓国に安全保障を提供することを指す。米韓が同様の演習を行うのは2011年以降2回目。