28日の2024全豪オープン男子シングルス決勝で、第4シードのシンナーは世界ランキング3位のメドベージェフと3時間44分にわたって対戦し、最終的に3:6、3:6、6:4、6:3と逆転勝ちし、個人初のグランドスラム男子シングルス優勝トロフィーを獲得した。メドベージェフ氏は3度目のオーストラリアネット準優勝を果たした。
今回のオーストラリア・ネットワークでは、シンナーが3セットストレートで準決勝に進出し、オーストラリア・ネットワークの「10冠王」ジョコビッチを3対1で下して決勝戦の議席を獲得し、メルボルン・パークでの後者の連勝記録33試合を終えた。元米ネットチャンピオンのメドベージェフ氏の進級の道はやや波乱万丈で、何度も5回戦を経験して、シンナー会師と決勝戦を戦った。
試合開始後、メドベージェフの攻撃はさらに主導的になり、第3セットは先制し、わずか36分で6:3で初盤を取った。第2セットは5度に40引き分けとなり、シンナーは辛うじてセーブしたが、第4セットと第6セットでメドベージェフに破発された。イタリアの小将は第7セットで色をつけたが、相手の再起を阻むことはできなかった。
2セット連続負けしたシンナーは3セット目から状態を取り戻した。双方とも最初は長攻不破の膠着状態に陥ったが、メドベージェフの非迫迫的なミスが増え、シンナーは10回目に相手のサーブセットを攻略し、6:4で1セットを挽回した。2人の第4セットの戦況も同様に膠着しており、シンナーはまだ第10セットで散発し、大差を同点にした。
決勝戦では、2人は初回に39拍のマルチヒットを放ち、メドベージェフはアウトに戻り、ブレークポイントを攻めることができなかったが、シンナーはセーブに成功した。双方はその後、6回までスコアをかみ締め、シンナーは複数の決勝ゴールを打ち、率先して4:2までリードし、最終的に9回目にフォアハンドの決勝ゴールで優勝点を実現した。
2014年にスイス人のワウリンカが桂を折って以来、オーストラリアのテニス男子シングルス王座はフェデラー、ナダル、ジョコビッチの「ビッグスリー」に長く占領され、22歳のシンナーがここ10年で初の新人チャンピオンになった。(記者の王琪)
責任編集:劉琰(EN 004)