英宇宙局、2つの宇宙原子力利用プロジェクトへの資金援助を発表

2024-04-11 出典:中核シンクタンク
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【世界核ニュースサイト2024年4月8日付】2024年4月8日、英宇宙局は米コロラドスプリングスで開催された第39回宇宙シンポジウムで、宇宙原子力利用に関する2つの国際協力プロジェクトを支援すると発表した。英ロールス・ロイス社(Rolls-Royce)と米BWXテクノロジー社(BWX Technologies)の協力プロジェクトは約118万ポンド(150万ドル)の資金を獲得し、核分裂エネルギー宇宙動力技術の研究に使われる。レスター大学が主導する英、米、日の国際協力プロジェクトは、米国の既存の変換技術を利用したハイブリッドシステムの開発を含む宇宙原子力発電技術の研究に80万ポンドの助成を受ける。この助成金は英国宇宙局国際二国間基金の第2段階資金から来ている。
ロロ氏は、宇宙マイクロ原子炉は将来の宇宙任務のエネルギー需要を満たすための持続可能で安定した技術案だと指摘した。この最新の投資に先立ち、英国宇宙局は月面原子力発電契約と2023年の国際二国間基金の第1段階に基づいてロ社に290万ポンドを授与した。2023年12月、ロ社は宇宙マイクロ原子炉の概念モデルを発表し、将来の月基地のエネルギー需要を満たすために原子力を利用する方法を示した。
 

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