中新網ラサ4月17日電(鄧鴻)チベットアリ国境管理支隊バッカ国境検問所とタルチン国境派出所は4月16日、緊急合同勤務連動メカニズムをスタートさせ、移民管理警察は風雪に耐え、玖瑪溝に赴き、無人区に迷い込んだ3人の観光客の救助に成功した。
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図は4月16日、チベット・アリ国境管理支隊バガ国境検問所の民警が閉じ込められた観光客を救助した。鄧鴻撮影
16日11時15分、バガ国境検問所はタルチン国境派出所の警察通報を受けた:3人の観光客は4月14日午後、車でチベット・アリ地区のグジ県亜熱郷に行き、クロマ溝の無人区に迷い込み、車は省道518線の道路標識付近の積雪に巻き込まれて動けなくなり、40時間ほど閉じ込められた。観光客の1人は危険で、酸素含有量が低く、早期処置を求めている。警察の通報を受けて、バガ国境検問所は直ちに民警を組織して携帯用酸素ボンベと救援道具を持って現場に向かった。
パトカーが出発してから約1時間かけて救助現場付近に到着したが、道路が積雪していたため、発生地の標高は5300メートルを超え、車は前進できなかった。民警は徒歩で現場に到着し、まず携帯用酸素ボンベで高反深刻な観光客に酸素を供給した。その後、警察が現場を視察したところ、車が雪に深く沈み、人力では脱出できないことが分かり、先に閉じ込められた人や車の貴重品を持ち帰ることにした。
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図は4月16日、チベット・アリ移民管理警察が無人区に迷い込んだ観光客を救助した。鄧鴻撮影
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図は4月16日の救助現場。鄧鴻撮影
その後、タルチン国境派出所とバッカ郷衛生院の関係者も続々と現場に到着し、救援活動を展開した。同日午後、検問所は大型牽引車に連絡し、閉じ込められた車を引きずり出すことに成功し、閉じ込められた観光客も全員脱出した。
チベットのアリ地区は標高が高いため、最近、現地の一部の地方では風雪が続く見込みで、検問所は観光客に天気の変化に注目し、無断で無人区に入らないよう注意した。(完)
責任編集:常林(EK 008)