上海市は経済発展の重点を実体経済に置くことを堅持し、製造業のデジタル化・モデルチェンジを加速させ、工業インターネットを育成・発展させ、新型工業化を深く推進している。
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これは上海の乳製品加工工場で、10万平方メートルの知恵工場で、5000個のセンサー、18000個以上の自動制御弁の情報が、リアルタイムで中央制御室に転送された。デジタル化の全方位的な応用のため、牛乳1本あたりの生産過程のデータがはっきりと記録されている。
今年、上海は1000社以上の規模の製造業企業のためにデジタル診断を展開し、モデルチェンジのプロセスを加速させなければならない。最新の統計によると、上海規模以上の企業の産業用ロボット密度は1万人あたり260台に達し、世界平均を大幅に上回っている。
モデルチェンジとグレードアップを加速させるため、上海は航空、紡績、船舶、食品など10の産業分野で10社の工業インターネット「チェーンマスター」企業を確立し、産業チェーンの上下流をリードしてデジタル化改造を共同で行った。この「チェーンマスター」企業が構築した紡績業界の工業インターネットプラットフォームは、全国9000社以上の紡績企業を集め、60万台を超える紡績機械がデジタル化の脳を持ち、技術基準からデータ精度まで、大幅に向上している。
全産業チェーンのデジタル化のグレードアップも業界内の中小企業のモデルチェンジを牽引し、協同効率を高め、全体の産業競争力を強化した。
現在、上海では影響力のある工業インターネットプラットフォーム30台が育成され、各種工業設備800万台以上がリンクされている。同時に、今年上海はまた工業インターネットの一体化による園区への特別テーマ活動を展開し、上海化学工業区、大航空機産業園などの園区で試験的に「プラットフォーム+園区」を発展させ、エネルギー供給産業のクラスターのエネルギーレベルが飛躍的に上昇し、新型工業化を推進する。