安寧市の概要
安寧市は雲南高原の東部縁に位置し、東経102°10’〜102°37’、北緯24°31’〜25°06’の間に位置し、南北の長さは約66.5キロ、東西の幅は約46.5キロ、総面積は1321平方キロ。
安寧は昆明から32キロ離れており、昆明から雲南省西の8つの地州に通じ、畹町を経てミャンマーと直結する交通の重要な町である。市境の北東は西山区とつながり、南東は晋寧県と境を接し、西側は易門、禄豊県と隣接している。
歴史的沿革
安寧の歴史は古く、漢武帝元封二年(紀元前109年)、前漢王朝はここに連然県を置いた。唐武徳4年(西暦621年)、安寧県と称する。元から元12年(西暦1275年)、安寧州と称する。民国2年(西暦1913年)、安寧県と復称された。1950年4月20日、安寧県人民政府が成立した。1956年10月、安寧県を昆明市安寧区に改称した。1959年9月、安寧県と復称された。1995年10月13日、国務院の許可を得て安寧市を設置してから現在に至る。
行政区画
安寧市は7鎮、3郷(すなわち八街、温泉、連然、青龍、草屋、禄カク、太平の6鎮と一六街、鳴矣川、県街の3郷)を管轄し、68の村民委員会、397の村民グループ、12の住民委員会、388の自然村がある。
じんこう民族
2002年末、全市の総人口は26.51万人で、前年末より7534人増加し、2.9%増加し、人口出生率は10.13‰、死亡率は5.03‰、自然増加率は5.10‰だった。市域内には白、イ、苗、回などの少数民族が居住し、総人口は2万9200人。