5月20日、2024年のフィルハーモニー交響楽団の音楽シーズン「完全チャイコフスキー」の公演計画が北京で発表されると同時に、五本松・フィルハーモニー芸術空間が幕を開けた。
フィルハーモニー交響楽団「完全チャイコフスキー」の音楽シーズン初公演が7月21日に決定したことが分かった。今シーズンの全シリーズ7回のコンサートは、すべて国家一級指揮者の範焘が芸術監督を務め、指揮を執っている。フィルハーモニー交響楽団芸術監督のファン・ジン氏によると、フィルハーモニー交響楽団は設立12年で、自分の職業交響楽団を所有している。「2024年8月はフィルハーモニー交響楽団の2歳の誕生日で、今シーズンは『完全チャイコフスキー』音楽シーズン、『椿姫』と『魔笛』を発表した」テーマ交響楽公演も同時に推進されており、この若い楽団は首都の舞台で聴衆により多くの音楽を楽しむことができるだろう」と述べた。
今回の楽季には7つのコンサートがあり、観客のために「ロシア音楽の魂」チャイコフスキーの交響曲作品を系統的に表現する。1960年代の初の大型交響楽作品『g短調第1交響曲「冬の夢」』から、10年以上の運命の悟りとたゆまぬ抗争の道を越えた「悲愴三部作」――「第4」、「第5」、「第6」交響曲。また、音楽シーズンでは誰もが知っている稀代の名作、3大クラシックバレエ曲「白鳥の湖」「眠り姫」「くるみ割り人形」を演じる。チャイコフスキーのピアノ協奏曲、変奏曲、バイオリン協奏曲など、異なる題材の古典作品も織り込まれる。
五本松・フィルシンク芸術空間はフィルシンクが北京で設立した3軒目の芸術空間で、「都市コンサートホール」と「都市劇場」の2つの中型空間から構成されている。フィルシンク芸術空間の開業全体の内容は主に交響楽、室内楽&国境を越えたシリーズ品、コンサート&流行ライブ、舞劇、演劇、家族親子など、8つのプレートに分かれている。回は年間800回に達する見込みだ。
愛楽匯傘下の自営楽団である愛楽匯交響楽団、愛楽匯軽音楽団及び青蘭賦国楽団はいずれも芸術空間で駐場公演を行い、「庁団合一」の芸能新空間を十分に構築する。自営楽団のほか、フィルハーモニーはより多くの良質な国際芸術プロジェクトを継続的に導入する。
文/本紙記者田婉婷
撮影/本紙記者李娜
(北京青年報)
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